HOME > Biz Blog > 2012年3月号 > 2012/03/23 DCM、営業益最高に

2012/03/23 DCM、営業益最高に

今日は、日経朝刊15面のホームセンターDCMの記事が掲載されていたのでその話題から。

 

<2012年3月23日 日経朝刊15面 記事要約>


・ホームセンター最大手のDCMホールディングスの2012年2月期の連結営業利益は、前期比51%増の約200億円と従来予想の水準を確保。

・復興関連需要で石油ストーブなどの暖房、節電関連商品が東北地方の店舗を中心んい好調で売上高が想定を上回って推移。厳冬で増えた店舗の除雪費用などを吸収した。

・売上高は4%増の4400億円余りで、従来予想を200億円上回ったようだ。前期末の店舗数は506と前期比で3店舗増。

・傘下のホームセンター間の調達の共通化や物流体制の効率化を進めたことで売上高総利益率は30%と前期比並みに確保。

・売上高の5%程度にとどまるプライベートブランド商品の割合を増やすことで売上高総利益率の改善を図る。純利益は前期の震災関連の特別損失約30億円がなくなり、38%増の110億円超と大幅に増加する見通し。


<記事はここまで>

 

今日は皆さんもお馴染みのホームセンターの話題です。

◆ホームセンター各社のステータス

ホームセンター各社のステータスは以下のとおりです。

 

DCM カインズ コメリ コーナン商事  ナフコ
証券番号

3050

非上場 8218 7516 2790
直近年度決算期 平成24年2月期 平成24年2月期 平成24年3月期 平成24年2月期 平成24年3月期

直近売上高(百万円)

428,184

3,365億円

298,594

288,529

217,355

直近営業利益(百万円)

15,491

236億円

15,869

16,616

11,535

直近営業利益率(%) 3.62 7.0 5.31 5.76 5.31
年度個社財務情報

DCM年度.pdf

N/A

コメリ年度.pdf

コーナン商事年度.pdf

ナフコ年度.pdf

四半期個社財務情報

DCM四半期.pdf

N/A

コメリ四半期.pdf

コーナン商事四半期.pdf

ナフコ四半期.pdf

予想売上高

438,600

N/A

316,000

285,300

225,000

予想営業利益

20,000

N/A

20,600

 20,600

12,400

予想営業利益率

4.5

N/A 

6.5

7.2

5.5

予想当期純利益

 8,300

N/A

 9,700

10,000

6,700

主な店舗ブランド カーマ、ダイキ、ホーマックが統合。  ベルシアグループ 新潟地盤。JA提携で売上拡大。  関西中心。関東にも進出。 九州地盤。関西にも進出。

 

小売業態の中では比較的利益率も高いジャンルと言えるでしょうか。

◆DCMホールディングスの業績推移

DCMホールディングスの業績推移は以下のとおりです。

 

<DCMホールディング 営業収益推移>

 

<DCMホールディングス 営業利益と営業利益率の推移>

 

業績推移をみると、リーマンショック以降、右肩下がりでしたが、2011年2月期、2012年2月期は営業利益・営業利益率ともに回復し、日経の記事にあるように最高益に到達するもようです。

 

なお、DCMの売上構成比は以下のとおり。

 

種類 金額 割合
園芸エクステリア    42,523   14.5%
ホームインプルーブメント 40,817 13.9%
ホームレジャー・ペット  46,921 15.9%
ハウスキーピング 90,185 30.6%
ホームファニシング 20,911 7.1%
ホームエレクトロニクス 34,691 10.7%
その他 14,613 5.0%
     ホームセンター事業計 290,664 98.7%
その他の事業 3,537 0.1%
合  計 294,201 100.0%

※2011年2月期有価証券報告書より。

 

ハウスキーピングの割合は高いですが、いわゆる、マルチタイプのホームセンターといえるでしょう。

家具寄り、アパレル寄りなどのホームセンターがありますが、DCMはマルチタイプで特に何に強いというわけではないようですね。

 

日経の記事にもあったように、小売の今後のトレンドはどれだけPB商品(プライベートブランド)を開発していけるかです。

以前のBizBlogでもイオンのPB商品の見直し戦略について取り上げたことがありました。

 

2012/02/23 イオン、PB全6000品刷新 少量化や健康志向対応

 

これをみると、ホームセンター系ではコメリがPB率が高いのがわかりますね。

売上3000億円程度のうち1000億円ほどがPB売上なので非常に高いPB率だと言えます。

ホームセンター最大手のDCMは、5%程度ですから率としては低いと言えますね。

前へ  次へ

このページの先頭へ戻る