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税務顧問とバックオフィス支援

税務顧問としてファイナンス支援からバックオフィスのフルサポート

クライアントの課題

クライアントの会社概要

  • 売上1億円未満
  • 従業員10名
  • IT業(SaaS)

 

CFOがおらず周りにもファイナンスを相談できる人がいない。

従業員10名規模で業務管理系のSaaSを展開している会社であり、エンジェルラウンドからシリーズAに向けての資金調達を計画していた。先輩経営者やエンジェル投資家などに情報収集という観点で相談することができても具体的に話し合うことはできず、紹介されたVC担当者も自分にとって興味がない(投資対象にならない)と感じると深い議論はしてもらえなかった。顧問税理士はファイナンスについて全く知見がなく話し相手にすらならなかった。

 

経理人材を採用できず、採用できてもすぐに退職

経理処理は顧問税理士に当初はアウトソースしていたが、税理士の対応がいつも遅く、かつ、丁寧に処理されていない状況だった。また顧問税理士とのやりとりもメールが基本でコミュニケーションにストレスを感じていた。

このため、自社内で経理人員を調達しようとしたが小さいスタートアップであったため簡単に採用することができなかった。なんとか知り合いのツテで紹介してもらい採用したものの、結局すぐに辞められてしまい困っていた。

 

こうした状況の中で、仲の良い経営者仲間から自社の顧問税理士であるIKPを紹介された。

IKPのソリューション

シリーズAに向けてのファイナンスのサポート

CEOが既に作成していた資本政策シート、事業計画をレビューし、資本政策の考え方、バリュエーションの考え方を整理し、また事業計画については数字部分を中心に整合性の取れていないところについて指摘・修正をした。また、投資家たちにとって自社サービスがどのように評価されるのか、バリュエーションが実際にどれぐらいになりそうかを肌で感じるよう、とりあえず多くのVC、CVCをまわるように指示した。また、どの投資家がリード投資家として自社とマッチするのか、リード投資家の選定が重要であることもアドバイスした。

投資家回りをして得られた評価などを軸に、資本政策やバリュエーション、事業計画を再検討し、今回調達のランウェイなども考慮してラウンドしてもらった。リード投資家が決まったあとは具体的な投資契約書、株主間契約書の内容についてビジネス視点で助言し、提携するスタートアップに強い弁護士事務所を紹介してリーガル面での修正事項等の洗い出しを行った。

2か月程度のラウンドとなったが無事に1.5億円程度の調達が成功し、次のステージに向けてサービス開発が推進された。

会計記帳だけでなく多面的なアウトソースによるサポートとバックオフィスDXの推進

バックオフィスの問題についてはIKPの多面的なアウトソースによるサポートで解決した。懸案だった会計記帳のアウトソースを受託するだけでなく、給与計算業務、振込業務のすべてをアウトソースでサポート。

また、バックオフィスDXとして会計、経費精算、人事、支払管理、請求書発行・債権管理を一元管理するためクラウド会計freeeをベースに構築をサポートした。また、資料のやりとりはGoogleドライブを設定し、コミュニケーションツールとしてはSlackを採用。会社とIKPとのコミュニケーションがタイムリーかつ円滑になるよう体制を整え、コミュニケーションコストを格段に下げる施策をとった。

導入事例

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