マネージャー 税理士 木村

仕事の内容を教えてください。

月次記帳・給与計算のレビュー、税務相談対応、税務申告業務、税制改正への研究が主な仕事内容です。スタートアップ企業から上場会社まで幅広いクライアントを担当しているため、税務に限らない総合的な知見が求められます。例えば月次記帳では単純に試算表が完成すればいいというものではなく、クライアントのバックオフィス業務の負担をどのように最小化できるのかという観点も踏まえてアドバイスをしていく必要があります。

スタートアップのクライアントに対して様々なアウトソーシングをIKPで提供しているため、IKPのスタッフと一緒に最適な経理フローの構築を考えたりしています。

IPO準備企業については上場に際して企業会計へのシフトチェンジの問題や暗号資産を保有している場合など、日々新しい相談が寄せられています。最近ではWeb3.0に関する税務相談も非常に多くなってきており、税務的な知見だけでなくクライアントのビジネス理解を深める必要があると感じております。

また、電帳法の改正、適格インボイス制度への対応といった実務に非常に大きな影響を与える税制改正も目白押しなので、個別クライアントだけでなく事務所全体としてどのように対応していくべきかといったこともパートナーと一緒に議論したりしています。

税理士ではありますが、税理士の枠を超えた業務が求められているなと感じています。

大手税理士法人からの転職ですが、どうしてIKPを選びましたか？

入社前は大手税理士法人におり、専門性が高い業務を担当していました。税務のプロフェッショナルとして専門性が求められる仕事にやりがいを感じていましたが、一方で担当している業務以外は何もアドバイスできない状況にあったため、自分が理想とする税理士像とギャップがあるのかなと考えていました。

IKPではスタートアップ企業から上場会社までの幅広い規模・業種のクライアントを担当することができ、税務・会計の領域を超えた会社のバックオフィス全体に関与することができる、まさに税理士としての能力が最大限求められる環境だと思い入社を決めました。

実際にIKPで仕事してみてどうでしたか？

実際に入社してからは想像以上に幅広い知見が求められることに驚きました。それは同時に会社のバックオフィスはこんなにも大変で深い仕事だったのかという新しい発見でもありました。税務・会計の仕事は複雑で事前の手続きも多く、かつ、正確さが求められる仕事ですので、処理方法が分からず困窮している社長や経理担当者の力になりたいと改めて考えるようになりました。

最近では暗号資産やWeb3.0に関する問い合わせが増えており、会計基準すら定まっていない取引に対してアドバイスを求められるようになりました。明確な答えが打ち出されていない範囲ですので、会計の原則とは何か、課税の原則とはどのようなものか、という原点に立ち返りながら処理方法を考えています。最新のビジネスに対して税務・会計の本質を整理しながら議論を深めていく仕事ができているため、専門家として充実した日々を過ごしていると感じています。

また、IKPのパートナーは全員プレイング・パートナーであるし、どの案件でも必ずパートナーと一緒になって仕事に取り組むので、会計・税務的な専門性の高い論点についてもいろいろと議論できるし、専門的な知見だけでなくプロジェクト・マネジメントの仕方やクライアントリレーションの方法についての考え方などについても広く議論・共有することができるので、専門家としての幅は広がっているように感じています。

今後どのような税理士を目指していますか？

将来的には、困った時は何でも相談したいと思われるような税理士を目指しています。そのためには最新の税制への研究や専門的な知識の勉強が必要ですし、細かいバックオフィス全体の手続きなどもキャッチアップが必要だと考えています。

まだ税理士としての経験が足りないと感じていますが、クライアントと共に成長できるように勉強を続けようと思っています。自分自身が成長することで税理士という仕事の楽しさや素晴らしさを伝えていけるような人になりたいと考えています。

求職者へのメッセージ

税理士として総合力が求められる仕事にチャレンジしたい方、スタートアップ企業を中心に最新のビジネスに関与できる仕事がしたい方には非常に良い環境だと思います。最新のトレンドを取り入れていく社風ですのでIKP自体もどんどん成長していきます。

これから税理士を目指そうと考えている人もIKPでの経験はきっと財産になるものだと思います。新しく入社された方のサポート体制やキャリアアップとなる業務もたくさん経験できますので是非IKPで一緒に仕事をしましょう。

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